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恐怖の殺人の真実

ベビーシッター事件

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ベビーシッター事件

1976年1月、ミシガン州ローズヴィルで16歳の少女が行方不明となった。
翌朝、全裸の遺体で発見。強姦された後、鈍器で殴殺。

4日後、同州バーミンガムで14歳の少女が自宅で射殺された。彼女もまた強姦されていた。

3週間後、同州ファーンデイルで12歳の少年が殺害される。性的虐待された跡があった。さらには爪にマニキュアが塗られていた。

12月、同州ロイヤルオークで12歳の少女が家出。数日後に警察署のそばで遺体が発見される。
遺体は丁寧に洗われていて、雪の中に埋葬されていた。彼女は顔面をショットガンで撃ち抜かれていた。

―惨劇はつづく―
偏執的で猟奇的な事件に、人々は恐怖におののいた。
警察は連続殺人事件として大規模な捜査を行ったが、犯人を逮捕することはできず、さらなる惨劇が加わる。

翌年1月、ロイヤルオークの隣町バークレーで10歳の少女が行方不明に。19日後に遺体で発見。彼女の遺体も丁寧に洗われ、雪の中に埋葬されていた。

3月、11歳の少年T・Kが行方不明に。両親はテレビに出演して「フライド・チキンが大好きなので、帰って来たら食べさせてあげたい」と話し、息子の解放を訴えた。
まもなく少年は殺された。
絞殺された遺体の横には彼のスケートボードが置かれ、衣服はアイロンまで掛けられていた。そして、遺体の胃の内容物から彼の最後の食事はフライド・チキンだったという。

犯行の非情さにも拘らず、子供の身体を洗う等の世話をしていることから、マスコミは犯人を「ベビーシッター」と命名し、連日のように報道した。

―目撃者―
T・Kが誘拐された直後、「スケートボードを抱えた少年が駐車場で25歳~35歳くらいの男と話していた」との目撃情報が警察に寄せられた。
男は青に白いストライプの入った車に乗っていたという。しかし、犯人逮捕に辿り着くことはなかった。

―1通の手紙―
捜査に協力していた精神学者ブルース・ダントー博士のもとに、差出人「アレン」の手紙が届いた。
「私は犯人のルームメイト。一連の犯行にも加担している。犯人は深刻なトラウマを抱えたベトナム戦争の退役軍人で、裕福な家庭への嫌悪から犯行に及んだ」
しかし警察側は、この一連の事件を性犯罪として捉えており、これはイタズラの手紙だと判断した。

―司法取引―
犯人の手がかりを掴めぬままいたずらに時が過ぎた2007年、事態は動きだす。
70年代の児童ポルノに関与していた容疑で65歳のS・Rという男が逮捕された。
警察は、一連の殺人事件に関するポリグラフ・テスト(うそ発見機によるテスト)を受ければ児童ポルノについての容疑は免罪すると取引に出た。
しかしS・Rはそれを頑なに拒否。捜査は壁に突き当たってしまった。

米国史上最大ともいわれる大規模な捜査が行われたが、犯人は未だに見つかっていない。

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