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恐怖の殺人の真実

大分一家6人殺傷事件

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大分一家6人殺傷事件

2000年8月14日午前2時50分、大分県大野郡野津町の男性Sさん宅に、近所に住む15歳の少年が侵入し、隣家殺傷事件を起こした。事件が発生した集落は戸数の少ない、のどかな農村地帯であった。

― Sさん宅との関係 ―
高校1年生だった少年は5人家族の次男で真面目ないい子と周りには評価されていた。共働きの家庭で、少年が幼少時に父と母は1年ほど別居していた。
中学に入ると、少年はバスケットボール部に入り、活発な一面も見せていた。高校に入学してからは不良グループと遊ぶようになり、前髪を染めたりピアスをするようになるが、グループ内では"パシリ"的な扱いだったという。また、少年は残虐なビデオやゲーム等を好んでいた。

少年が高校を休みがちだった頃、付近集落では女性の下着が盗まれる事件が相次いだ。7月末、少年は近所の女子中学生の家に侵入し、彼女の部屋で下着を10枚ほど切り裂いて放置している。
下着の盗難には目をつぶっていた女子中学生の両親も被害届を出す。少年はこの部屋に出入りするための合鍵を盗んで所持していた。

8月6日頃、近所のSさんが家の風呂場をのぞきに来る少年を厳重注意しにくる。8月13日、Sさんは少年宅を訪れ、応対した母親に対し再びのぞきの件を注意した。

少年は偶然入った自宅倉庫で兄のサバイバルナイフを見つける。
「この時、人を殺す不安や迷いがなくなった」後の取調べで少年はこう述べた。

― 残虐な犯行 ―
事件当日、少年は部屋で音楽を聴いたりマンガを読んだりして過ごし、14日午前1時頃、Sさん宅へ向かった。風呂場の窓を金づちで割って侵入し寝込みを襲い、Sさん宅の家族をサバイバルナイフで次々と襲った。3人死亡、1人重体、1人重傷、1人軽傷。一旦、自宅に戻った少年は油入りのタンクを持ってSさん宅に戻り、火をつけて再び自宅に戻った。
背中を切りつけられた長女が警察に通報していた。

事件当日の早朝、捜査員に対して少年は家にいたと供述したが、署に向かう車の中で「犯人は僕だ」とあっさり犯行を認め、緊急逮捕された。
少年は、風呂を覗いたとの疑いをかけられ、感情の起伏の激しい父親に厳しく注意されたり、被害者宅全員から無視されたりするなどの屈辱を受け、このことを恨んでの犯行とされる。実際に風呂を覗いたかどうかは不明で、覗いていないと少年は自供している。

9月、少年は大分少年鑑別所に移され、医療的な措置を終えて10月に関東地方の特別少年院に移送された。2003年、少年の両親と遺族側で、退院後の少年の情報(35歳までの職業や住まい、事件への反省状況)を報告することを条件に和解が成立した。

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